【世界のお菓子紹介】これまで知らなかったお菓子が見つかる「中東・アフリカ編」

こんにちは。フィナンシェをこよなく愛する♡フィナンシェ好きのHARUKAです。

前回はアメリカ大陸のお菓子について、前々回はアジアのお菓子についてのコラムをお届けしました！こうなったら…これまで知らなかった世界のお菓子を知り尽くしたい！！…そんな思いから、中東やアフリカのお菓子について調べてみました！今回は中東・アフリカ編です！

中東

石油王のイメージがある中東です。アラブのお金持ちの方々はどんな美味しいお菓子を食べているのでしょうか？

1.アラブ首長国連邦：デーツ

フルーツのデーツにフルーツなどをつめてスイーツにしてしまっています。チョコレートコーティングされているのも人気ですね。デーツはそこまで馴染みのない方も多いかと思います。日本では少しだけ珍しい健康食品のような立ち位置かもしれません。デーツは、ヤシ科の高木「ナツメヤシ」の実です。イスラム教の聖典コーランでも「神の与えた食物」とされているので、とても大事なフルーツだと思われます。そして、中東諸国の代表的な果実として日常的に食べられています。お菓子としてご紹介していますが、ブドウ糖やミネラル、食物繊維がたっぷり含まれた栄養食品です。また、一見ドライフルーツのように見えますが、デーツ自身が木に実をつけたまま自然乾燥して、完熟する天然ドライフルーツです。

2.イスラエル：マックスブレナーのチョコレートピザ

伝統のスイーツ…ではなく人気店になりますが、イスラエルはマックスブレナーの本店があります。以前は東京スカイツリーに日本支店がありましたが、残念ながらもう撤退してしまったようです。私も当時行列に並んで行きましたよ！！マックスブレナーはイスラエル発のチョコレートスイーツ専門店で、世界中に支店があります。名物はピザに自慢のチョコソースをのせて、その上にマシュマロをのせて焼いたピザです。チョコレートフォンデュやチョコレートドリンクも美味しいです。

3.イラク：ハルヴァ

南・西アジアや中東、東ヨーロッパから北アフリカまで広範囲で愛されているハルヴァは、小麦粉などの穀物の粉に、バターやギーなどの油脂と砂糖やフルーツなどを加えて作られます。甘いです。洋菓子のヌガーはこのハルヴァを起源とするお菓子です。

4.サウジアラビア：カターイフ

写真だけみると揚げ餃子のようにも見えますが、どちらかと言うとどら焼きが近いでしょう。円形のパンケーキのような生地でチーズなどを挟んで揚げるか、オーブンで焼きます。イスラム教のラマダン後のお菓子として有名です。

6.レバノン：ムハラビア

ローズウォーターで香りをつけた米粉と牛乳のプディングです。つまり薔薇の香りがするミルクプリン！お店によって味が違うそうです。

7.トルコ（1）：ロクミ（ターキッシュデライト）

世界的にとっても有名なトルコの伝統菓子で、英語ではターキッシュデライトと呼ばれています。名前のとおり「トルコの喜び」。普段から食べるお菓子ではなく、ラマダンの絶食期間の終了で食べるお菓子です。水と砂糖を溶かして澱粉（コーンスターチ）を練って固めて作ります。ナルニア国物語で少年が魔女にターキッシュデライトを用いて誘惑されてしまいました。

8. トルコ（2）：バクラバァ

トルコはお菓子大国なので、2つ目もご紹介しちゃいます！！トルコ発祥ですが、もはやトルコだけでなく地中海から中央アジアにかけて広範囲で大人気のペストリーです。

パイ生地よりも薄い生地を何層にも重ねて、くるみやアーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツなどのナッツ類を挟んで焼き上げたパフケーキの仕上げに甘いシロップをかけて食べるとっても甘々なお菓子です。

実はこの記事を書くにあたって1番気になっていたお菓子だったので、通販で買っちゃいました♪100gあたり400kcalとものすごいカロリーで、とってもとっても甘かったです。ナッツの香ばしさと合わさってどんどん食べられてしまう不思議…これは危険なお菓子だブー

アフリカ

1.エジプト：クナーファ

小麦粉と水でできたカダイフという糸状のサクサクした生地を使い中にチーズまたは刻みナッツ入りのカスタードクリームなどを詰めて、鉄板で焼き上げ、上から甘〜いじゅわーっとしたシロップをかけて食べます。サクサク生地とジュワーっとなるシロップととろけるチーズといった3種類の異なる食感が1つのお菓子で上手く融合しています。ちなみに、アラビアンナイト（アラジンの原作）にも登場しています。