
こんにちは。フィナンシェをこよなく愛する♡フィナンシェ好きのHARUKAです。
これまで私はたくさんのフィナンシェを食べてきました。フィナンシェの箱やパッケージの裏側を注意して見ると、ブランド名と製造元名が異なっていたことが多々ありましたね。
それはブランドがOEMを利用して製品を製造しているから!OEMとは何なのか、元々は知らないでビックリしてしまった私ですが、OEMの意味を知らない人に向けてわかりやすく解説していきたいと思います。
OEMとは
OEM(オーイーエム)とは、「Original Equipment Manufacturing」の略称です。直訳すると、「オリジナル製品の製造者」となります。つまり、「他社のブランドの商品を作ること」となります。
スイーツに限ったことではなく、さまざまな業界で活用されており、OEMとは、現代のビジネスにおいて欠かせない存在です。
OEMの種類
(1)委託側が商品を企画する
委託する側が商品を企画してOEMメーカーに対して製造依頼を出し、OEMメーカーが製造を請け負ってもらいます。受託生産の概念に似ていますね。この場合は違うメーカーから同じ商品が販売されることはないので、消費者にビックリされることもないでしょう。
(2)OEMメーカーが商品を企画する
すでにOEMメーカーから同じ商品が発売されていることもあり、同じ商品が異なるメーカーからブランド名を変えた形で販売されることになります。まったく同じ商品が違うメーカーから出ているので、消費者にビックリされてしまうかもしれませんね。
(1)これまでに紹介した委託側企画と思われるフィナンシェの一例
①ファミリーマートの贅沢フィナンシェ by 株式会社ル・フルンド
ファミマのフィナンシェはデパ地下を超える美味しさです!そんなフィナンシェもファミマは自社で作っていません!作っているのは「株式会社ル・フルンド」しかし私たちはこのメーカーを知りませんよね。これを機に、このメーカーのオリジナルのお菓子も買ってみたいと思いました。なかなか気づかないですよね^^
「ファミリーマートの贅沢フィナンシェ」のレビューはこちら>>
②ピエール・エルメのフィナンシェ by 株式会社シェリエ
海外ブランド物のフィナンシェも別会社が作っていたようです。「ピエール」とフランスのイメージが強かったのですが、埼玉で製造して東京で販売しているといったところですね。しかしながら、埼玉ってケーキとかの工場が多いイメージ。
(2)これまでに紹介した、OEMメーカーが商品企画したと思われるフィナンシェの一例
製造元がパッケージまで手がける場合は、全く同じ商品が別ブランドから発売されることになります。
①Cafeq Tokyoの抹茶フィナンシェ by 井桁堂
デザイン事務所が販売しているフィナンシェ。外箱もスタイリッシュで可愛い。
「CafeQ Tokyoの抹茶フィナンシェ」のレビューはこちら>>
②木谷製茶場の抹茶フィナンシェ
お茶屋さんが販売しているフィナンシェ。和風な外箱だった。井桁堂は木谷製茶場の茶葉を使っている…という訳ではないのでしょうか?知ってる人いたらご連絡くれると嬉しいです!
パッケージも中身も全く同じ!それは製造元がその出来上がりの製品の権利ごと販売、販売者も他社が全く同じ製品を売ることを想定の上で購入しているので、合法なのです。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
普段何気なく買っているお菓子も実は違うメーカーが作っていることがあったのです!
上記の抹茶のフィナンシェを別物と思い、通販で別のお店から買ったのに、個包装パッケージから中身まで全く同じ商品が届いたのです。よくよく調べてみると、合法的なOEMであると発覚したので、クレーマーになってしまう前に、調べてみることが大切だと実感しました(笑)
この記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。