チョコレートの世界

フィナンシェをこよなく愛する♡フィナンシェ好きのHARUKAです。
チョコレートってどうやって作られているんだろう。チョコレートにはどんな種類があるの?フィナンシェの味(フレーバー)のひとつとしても、そうでなくても大人気のチョコレート♡
チョコレートといっても色々な種類があるのです。その違い、明確にわかりますか?
今回は知ってるようで知らないチョコレートの種類や作り方について解説いたします。
チョコレートとは
カカオの種子を発酵/焙煎したカカオマスに砂糖やココアバター、練乳などを混ぜて練り固めたお菓子です。カカオ分によって、チョコの部類は変わってきます。
チョコレートができるまで
収穫後に発酵・乾燥させたカカオ豆を焙煎し、殻を取り除いた後、砕いて、すり潰して、分離してペースト状のカカオマスにした後に、砂糖や牛乳を加えて練ります。

カカオマスになってからは、カカオバターとココアケーキに分離されます。カカオマスにカカオバターを戻してできるのが、通常のチョコレートです。一方、カカオバターにカカオマスは入れずに、粉ミルクなどの乳成分と砂糖などを加えると、ホワイトチョコレートになります。カカオマスを圧搾する際にできる固形物のココアケーキを粉砕すると、ココアパウダーになります。飲めますし、お菓子の材料にもなりますね。
※ココアケーキの写真がなかったので、ココアのケーキが画像として使われております。ご了承下さいませ。
カカオ分って何?
カカオ豆からチョコレートを作る際に得られる成分のこと。
上記の図解の赤い四角で囲ったものが、カカオ分と呼ばれるものです。
チョコレートの種類
チョコレートの種類として、ミルクチョコ・ダークチョコ・ホワイトチョコなどが思い浮かぶ方が多いかと思います。味が違うと言ってしまえば、そこまでなのですが、それぞれの違いについて見て行きたいと思います。
ミルクチョコ

「ミルクチョコレート」と商品に表示できる条件は「チョコレート類の表⽰に関する公正競争規約」で定められています。カカオ分が21%以上であり、乳固形分が14%以上。この条件を守れたものだけがミルクチョコレートです。
ダークチョコ

「ダークチョコレート」と商品に表示できる条件は特に明確ではありませんが、一般的にはカカオ分が40%以上で乳成分は入れないものに表示されるようです。ちなみにビターチョコレートとの違いは呼び方が違うだけのようです。
ホワイトチョコ

「ホワイトチョコレート」と商品に表示できる条件は特に明確ではありませんが、一般的にはカカオパウダーは使わずに、ココアバターを使用したものに表示されるようです。
チョコ菓子の種類
続きまして、チョコ菓子の種類についてです。
そもそも、生チョコとトリュフ、ガナッシュ!?…って何が違うのでしょうか。見ていきましょう!
板チョコ

最もメジャーなチョコレート。チョコレートを平たい型に流し込んで固めたもの。溝が入っているので、好きな大きさで割って食べます。
ガナッシュ

そのまま食べるお菓子ではなく、スイーツの材料として使われています。ティグレやマカロンの中身のチョコがガナッシュです。
諸説ありますが、ガナッシュの名前の由来は、昔々のフランスで新人さんがチョコの中に誤って生クリームをこぼしてしまった所、こんなに美味しくなりました。試食前にこのミスに「ganache!(=🇫🇷のろま)」とお叱りの言葉が浴びせられたことが名前の由来だとか
生チョコ

チョコレート生地に生クリームなどを練り込んだものです。
まさに生(クリーム)チョコ。実は日本生まれのスイーツです。液体状のガナッシュを冷やして固形にしたお菓子です。こちらは材料ではありません。
ボンボンショコラ

ローストナッツをキャラメリゼした砂糖、チョコレートを混ぜてつくるペーストのこと。お菓子の材料です。ボンボンショコラの中身としても良く使われます。ベルギーでは中に詰め物があるチョコレートのことをプラリネと呼びます。ゴディバはベルギーの会社でしたね。
プラリネ

ローストナッツをキャラメリゼした砂糖、チョコレートを混ぜてつくるペーストのこと。お菓子の材料です。ボンボンショコラの中身としても良く使われます。ベルギーでは中に詰め物があるチョコレートのことをプラリネと呼びます。ゴディバはベルギーの会社でしたね。
トリュフ

ガナッシュを丸めて固めたら、溶かしたチョコでコーティングして、ココアパウダーをまぶします。ボンボンショコラの一種で日本でも大人気です。高級きのこに形が似ているので、この名前になりました。
ジャンドゥーヤ

チョコレートにヘーゼルナッツなどのローストナッツペーストを混ぜ合わせたやわらか食感。北イタリアの伝統的なチョコレートです。プラリネとの違いは、プラリネはチョコレートとは混ぜ合わせていません。
オランジェット

シロップ漬けのオレンジピールをビターチョコレートでコーティングしました。
まとめ
以上、チョコレートの世界でした!
一言にチョコレートと言っても、色々な種類、使用方法などがありましたね。
様々なシーンに合わせてチョコレートを選ぶのも楽しいです。ぜひお気に入りのチョコレートを見つけてみてくださいね。




