こんにちは。フィナンシェをこよなく愛する♡フィナンシェ好きのHARUKAです。
前回は日本で流行った洋菓子や日本発祥のお菓子についてご紹介しました。日本でブームになるお菓子は外国のお菓子に影響を受けて、それを日本人向けの味に改良(魔改造)して…というケースが多いのかもしれません。そこで、今回は世界各国の代表するオリジナルなお菓子を調べてみました!このブログをたまたま見たお菓子会社の方が、何かインスパイアしてくださって美味しい新商品を私たち消費者に届けてくれないか…というような下心満載の他力本願でブログ執筆をしております(о´∀`о)ヘヘ
今回はアジア編です!
東アジア
日本も属する東アジアですが、なんか黄色いスイーツが多くないですか?マンゴーやパイナップル、ごま油などが身近にあるからでしょうか。東アジアのスイーツはしつこくないのも魅力だと思います。
1.香港:マンゴープリン
焼き菓子ではないですが、マンゴープリンは美味しいです。香港では主に店内製造し、レストランでデザートとして提供されるのが一般的なようです。写真のように菊の花のようなデザインで上部にハート模様が入った型を使っている店が多いようです。日本では2002年頃にマンゴープリンブームが起こりました。
2.韓国:薬菓(ヤッカ)
数年前に爆発的ブームだったトゥンカロンと迷ったのですが、ここは伝統菓子をご紹介します。花のような可愛らしい形が特徴的です。小麦粉とゴマ油、はちみつで作った生地を揚げたドーナッツのようなお菓子です。韓国の歴史ドラマにも度々登場しています。(「チャングムの誓い」で見て気になっていたんです!!)味はサーターアンダギーです。ちなみに業務スーパーで売っています。いわゆるドーナッツなので、カロリー爆弾です。
今回ご紹介する東アジアのスイーツの中ではしつこめですね。
3.中国:月餅
中国を代表するお菓子ですね。中国語では「ユエピン」と読むらしいです。複雑な紋様を刻んだ薄皮でたっぷりと餡を包んで円柱型にします。元々はお供物として作られたそうです。餡と書きましたが中身に関しては、チョコレートだったりナッツ系だったりとバリエーションが豊かです。
4.台湾:パイナップルケーキ
洋風のサクサクした皮の中に、しっとりとしてやや歯ごたえのあるパイナップル餡が入っている台湾土産の代名詞です。一口サイズなので、地元では手軽なお茶うけ菓子として利用されているようです。通常パイナップルは熟する前に収穫して、輸出船内で熟させるようなのですが、台湾のパイナップルは収穫前に完熟させるようなので、とても甘くて美味しいです。
5.マカオ:エッグタルト
夜市でもエッグタルトが売られています。マカオは中華圏ですが、ポルトガルの植民地であったためポルトガル語を話すようです。そしてポルトガルの銘菓「パステルデナダ」が「エッグタルト」として浸透してマカオ名物になりました。日本にも伝わり、1999年には一大ブームとなりました。コンビニスイーツとして今でも大人気ですよね。
東南アジア
東南アジアです!バックパッカーにも人気の旅行先ですね!実は私も就職前にバックパッカーみたいなことをやっていた思い出があります!東南アジアの魅力はなんと言っても屋台飯!オーブン料理ではなく、熱い鉄板で作る焼き菓子が甘くて異国感があっておいしいのです。
1.タイ:ロティ
ロティはタイの屋台で大人気の薄焼きパンケーキです。日本人から見たらパンケーキというより、クレープの方が近いのでしょうか。、屋台で丸い鉄板に生地をくるくる回し広げて作るスイーツです。生地を台の上で叩きつけ薄く伸ばした後、その生地の上にマーガリンをたくさん乗せて四角く形を整えて作ります。よくその光景がYouTubeのショートやTikTokに流れてきて、見たことがある方も多いのではないでしょうか?1番人気はバナナロティだそうです。もともとは、インドやパキスタン、アフリカ諸国でメジャーな小麦粉を使った無発酵パンの一種みたい。そんな気がした!!!
2.ベトナム:セサミクレープ
セサミクレープはベトナムの中部の都市・フエの伝統菓子です。フエはベトナム最後の王朝・グエン朝の都でした。米粉にピーナッツを練り込んだ白くて甘い生地に、白ごまをたっぷりとつけて香ばしく、歯応えともちもちとした食感がたまりませんね。カルディで購入できます。ちなみにカルディのは100gあたり520kcalとかなりのハイカロリー。ベトナムの人はスレンダーなイメージなので、このカロリーにはびっくりだ(°_°)
3.フィリピン:タホ
プラスチックカップに入った出来立ての熱々の絹ごし豆腐とタピオカに黒蜜をかけたデザートです。程よい甘さが癖になり、朝食としても人気です。朝食これだけ?って思うかもですが、フィリピンの人は1日5食くらい食べるそうなので、少なめの量でも納得です。以前ダイエットしたいと元パン職人の人に言ったら、空腹後の食事が一番吸収するので、ちょこちょこ少なめの食事(間食含む)をした方が良いとアドバイスをくれました。フィリピンの人もそういうこと!?タピオカが流行ったので、タホもそのうち流行るのでは!?
4.ラオス:カノムクロック
見た目はラオス版たこ焼き!しかし中身はココナッツケーキです!屋台菓子なので、熱々で提供されます。実際に日本のたこ焼ききを使って焼いているお店が多いようです。たこ焼きサイズのココナッツケーキは美味しそうですね!
5.カンボジア:ラパウ・ソンクチャー(かぼちゃプリン)
かぼちゃ丸ごとスイーツです。上部を切り取り、タネの部分はくり抜いて、ココナッツミルクと練乳と卵を混ぜたプリン液を入れて蒸します。かぼちゃを丸ごと器としているのが、とても可愛いですね。
6.マレーシア:アンクー・クエ
マレーシアだけでなくインドネシアやシンガポールといった東南アジア圏でも愛されている伝統菓子です。また中国や台湾にもあるようです。むしろ中国から伝わったお菓子ともいえます。マレーシアには中華系の人も多いです。材料は生地に米粉、もち米、もち粉、タピオカ粉、ココナッツ粉です。色は天然由来の材料でつけています。マレーシアでは写真のようにオレンジ色が一般的ですが、中国では縁起が良いとして、赤が人気のようです。
「クエ(ケーキ)」には色々な種類があります。後述するシンガポールのクエ・ラピス(蒸しケーキ)や、クエ・ビンカ・ウビ(タピオカ入りのパウンドケーキ)などなど色々あります。旅行にいった際は色々試してみたいものですね。
7.シンガポール:クエ・ラピス
12の層(ラピス)からなるケーキ(クエ)です。層になったカラフルな蒸しケーキです。ココナッツミルクやパンダンリーフなど自然素材を使ってこの色鮮やかな発色を出しています。蒸しケーキなので、もちもち食感!それが何層にもなっているので、しっかりとしたふわふわもちもち食感が楽しめます。生菓子なので日持ちしないのが難点。香りは甘いバニラのような香りです。
8.インドネシア:ケックラピス
上記のシンガポールのクエ・ラピスと比べて、乾燥していてなんだかカラフルなバームクーヘンのようにも見えますね。クエ・ラピスとは違い、洋菓子のように焼いてつくります。バームクーヘン…その通りでこちらはインドネシアがオランダ植民地時代にオランダの駐在人妻が作っていたバームクーヘンのようなケーキのレシピを参考に、インドネシアのシナモンやナツメッグなどが合わさって、ほんのりスパイシーな味になっています。バームクーヘンよりもカラフルで油っぽくてしっとりしています。
南アジア
辛いカレーのイメージが強い南アジアですが、お菓子はどうなのでしょうか?どうやら甘党さんが多いみたいです♡
1.インド:グラブ・ジャムン
カレーの国インドからは、なんと!世界一甘いと言われる丸いドーナッツをシロップ漬にした甘いあま〜いお菓子が存在します。揚げドーナッツの中までシロップがしっかりとしみわたっていて、「世界一甘いお菓子」とも言われています。辛いインドカレーとの対極にこの甘すぎるスイーツが鎮座するという構図。ちなみにAmazonで缶詰として購入できるようです。YouTuberがよく試食して絶叫してますね^^検索してみると結構面白い動画が見れますよ!
2.スリランカ:アッパー
クレープに似ていますが、米粉を使った生地を発行させてお椀型に焼いた薄焼きパンです。お菓子というより朝食の定番かもしれません。
3.ネパール:バルフィ
写真では右側の白っぽいやつです!ネパールだけでなく、近隣のインドやパキスタンなどでも食べられているファッジのようなお菓子です。牛乳と砂糖だけを1時間ほど煮詰めてから鉄板で焼いて作ります。とっても甘いです。色々なトッピングがされている場合がありますよ。
4.パキスタン:ジャレビ
パキスタンだけでなく、近隣のインドや遠くは中東、北アフリカまで幅広い地域で食べられています。小麦粉と水を合わせてこねて作ったゆるい生地をぐるぐるの形になるように油で揚げて、砂糖たっぷりのシロップに漬け込んだお菓子です。サクサク食感でヘビー級の甘さです。
オセアニア
オセアニアってアジアに属するんですよね。
1.オーストラリア:ラミントン
ココア味の四角いスポンジケーキの外側をチョコレートソースでコーティングし、ココナッツをまぶしたシンプルなケーキです。カフェでも出てきますし、スーパーでも売っています。
2.ニュージーランド:パブロヴァ
ニュージーランド期限のメレンゲケーキです。(オーストラリア発祥という説もあります)焼いたメレンゲをベースにホイップした生クリームをとフルーツを飾りつけたバレリーナのような可愛らしいケーキです。小麦粉やバターを使用しないため、普通のケーキよりはカロリー控えめ!素晴らしいですね!!
まとめ
世界の焼き菓子-アジア編-をまとめてみました!
旅行気分で日本でも買える外国のお菓子を試してみるのも良いですよね。東京には色々な国のお菓子を食べれるカフェや食材店があります。散策がてら立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
フィナンシェ好きが高じて始めたブログでしたが、ついにアジアのお菓子まで調べてしまいました。もはや私はフィナンシェ好きを超えて無類のお菓子好き…スイーツ女子な気がしてきました。世界にはまだ私の知らない色々なお菓子があると思うので、長い人生もっとたくさんのお菓子に出会いたいものですね。毎年新しい新作スイーツが出るのを楽しみに毎日頑張りましょう♪